日本橋周辺 再開発①

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 

現在日本橋川周辺の地区では、五つの再開発事業が計画されています。今月より数回に渡ってご紹介していきたいと思います。

 

第一回目は「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

当社が現在入居しているビルを含めて周辺一帯の大規模再開発プロジェクトです。

 

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【地図】

 

C街区に、地上49階・地下5階建ての超高層ビルの建設が予定されています。低層階に大規模なカンファレンス施設や中小会議室、中層はオフィス、高層階にはホテルが計画されています。

 

 

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               【日本橋野村ビル】

 

歴史的建造物に指定されている「日本橋野村ビル」は、建築家「安井武雄」氏の設計で昭和5年(1930年)に建設されました。西側から旧館・本館・新館になっています。写真はA街区の旧館で、外壁が保存されます。B街区の本館と新館は後から増設されたもので、解体・建替が決定しています。A・Bの川沿いの街区に店舗等を配置して水辺空間のにぎわいや憩いを導入するそうです。

 

D街区の「コレド日本橋」は改修して保存されます。C街区との地下接続通路が新たに整備されるそうです。

 

当社がこの場所に移転したのは2012年(平成24年)9月です。移転前の事務所は八重洲一丁目でしたが、建替えのため現在の日本橋一丁目に移転しました。その後2年程経過した頃に再開発の計画があることを聞いて、社員一同「また移転?」と驚きを隠せませんでした。そして昨年2018年に決定しました。2020年解体着工、2025年竣工予定なので、オリンピックが終わる頃までには来年当社も移転になります。

 

7年前の移転準備の忙しさが蘇ってきます。住所記載のあるものはすべて作り直し。名刺・封筒・会社案内・社印・従業者証明書等々。また、移転の挨拶状や各取引先への住所変更届も必要になってきます。私は前回の移転が初めてでしたので、企業のご担当者様の忙しさを肌で感じることができた貴重な経験だったと思います。来年は2度目なので、前回よりは手際よくやらねばと今から意気込んでいます。

 

                             c.watanabe☆彡